SS-66オートボット ディーノ(スタジオシリーズ、ダークサイド・ムーン)
実写3作目ダークサイド・ムーンに登場した、イタリア訛りの刃使いのオートボット ディーノ(ミラージュ)のスタジオシリーズ版。
実は、ディーノが新規造形なのは今回が初。ただし、劇中と違い、フェラーリに似ているのか微妙なスーパーカーに変形するのは変わらず。続編でいつの間にか退場(?)していたせいか、フェラーリ社の許可はもらえなかったようです。(実際の理由はわかりませんが)
箱の説明
「フェラーリに変形」でなく「スーパーカーに変形」となっています。それ以外は、本編の設定と武装について。ゲーム版や小説版の設定は、流石に触れられていません。
そのあたりは後々触れます。
背景ディスプレイ
ハイウェイのドレッズ戦の場面。同シリーズのクロウバーや、当時発売されたハチェットやクランクケースと絡めるのもありでしょう。
ロボットモード
主観ですが、オートボットよりディセプティコンに近い顔と体型かと。
新規造形とあってか、側(ガワ)の処理が細かいです。人によっては目立つと思う方もいるでしょう。
ビークルモード
すみません。どうしても、パーツがうまくはまらず、後輪が浮いたままになってます。何度も試してみたものの、これが限界でした。本当に申し訳ありません。
問題のビークルモード。本編だとフェラーリ・458イタリアでしたが、こちらは前面がの凹凸がカウンタック(?)らしい赤いスーパーカーに変形。
正直、情報が解禁された時点で、そうなる覚悟はありました。フェラーリ社が、ディーノの扱いに苦言を呈していた、みたいな話は何度か見聞きしていたので。
※自社の車のキャラが殺されるとなったら、快く思わないのもわかる。
ディーノはもともと「ミラージュ」、日本版だと初代の「リジェ」に当たるキャラです。前日譚のアメコミでホイルジャックと共に重傷を負い、ラチェットに修理されたことでミラージュはディーノ、ホイルジャックはキューに名前と顔が変わったそうです。
ディーノという名は、フェラーリ創業者の息子の愛称にちなんだものみたいです。(Wikipediaより)
コミック、ゲーム、小説、児童向け絵本では「ミラージュ」になっているそう。
武器は、ワイヤー付きブレード。
オートボットの中で唯一銃を持ってないとされますが、小説版だと腕にキャノン砲がある描写があります。また、ゲーム版も銃火器を使い、初代同様「透明化」できるようです。
(同シリーズの、オプティマスの銃で見立ててみる)
バリケードもそうでしたが、ディーノも媒体ごとで経緯が異なっています。
実写本編では、「墓場の風」にやられたのかダークサイド・ムーン以降登場しません。死亡したとの情報もありましたが、ソースが不明で、公式も全く触れないため「実際は不明」。
小説版では、スタースクリームに頭をちぎられて退場し、その後サウンドウェーブに頭を弄(もてあそ)ばれます。なお、その結果ビーによって、映画以上に悲惨な最期を遂げる模様。
総評
ビークルの解説でも述べましたが、事情が事情だけにフェラーリになる玩具は厳しい様子。ですが、ロボットモードの再現度がかなり高いので、ガワやビークルモードをそこまで気にしないというならオススメですね。私もその辺は割り切っているので。
以上、スタジオシリーズ版ディーノの紹介でした。では