色筆の記録

玩具・物好き

破壊大使ではない方のオーバーロード

SS-54 ディセプティコン オーバーロード(スタジオシリーズ、リベンジ) 

題名でお分かりだと思いますが、今回紹介するのは「超神マスターフォース」等に登場する破壊大使オーバーロード(OVERLORD)ではなく、コンストラクティコン(ビルドロン)のオーバーロード(OVERLOAD)

ややこしいですが、一文字違いです。意味は、前者が「大君主」、こちらが「過負荷」。 

※画像が荒くてすみません。

キャラクター説明コンストラクティコンと呼ばれる種族に分類される。8体のトランスフォーマーが合体して完成するデバステーターの腰部(ようぶ)を構成し、大型の特殊ダンプトラックに変形するディセプティコンの兵士。合体時の要(かなめ)の部分を構成するが、ロボット形態での目撃例は極めて少なく謎の多い兵士だ。

 

ハイタワーもですが、公式でも謎だらけという設定のようです。出番が合体時なので、仕方ないと言えばそうですが。自分で設定を考えて遊ぶのには向いてそう(?)

 ディスプレイコンストラクティコンは全てこの背景。エジプトのピラミッドとデバステーターの影。

オーバーロードに合わせ、大きさもかなりあります。 

ロボットモード(劇中未登場)三つ目でカニみたいな四本腕に尖った尻尾(?)と、赤い節足動物に仏像や明王(?)を足したような姿。コンセプトアートでは、下半身も節足動物のような多脚らしく、ピクシブ百科事典だと「メソポタミア神話の怪人ギルタブリル※を彷彿とさせる姿」と解説されてます。

※ギルタブリル:アッカド語で「蠍(さそり

)人間」の意。角の冠を被り、アゴヒゲのある人間の上半身に、鳥の下半身と鉤(かぎ)爪、蛇頭の男性器、蠍の尻尾を持つ姿とされる。死神の様な姿だとする伝承もあるとか。

ウィキペディアによると、映画を原案とした絵本にも登場するそうですが、それは確認できず。

顔の拡大三つ目で、真ん中の目とアゴが若干ショックウェーブに似てるかも。

渋みの問題かもしれませんが、首の可動は広くはないです。変形の関係で、首のパーツを画像みたいに動かすのはできます。小さいフィギュアなら乗せられそう。

他キャラの武器を持たせてみると、強者(つわもの)のような感じに

 多脚繋がりでクワガイガーと

付属品(劇中未登場)デバステーターの顔と首の間の部分。

説明書では本体パーツとされてますが、形や位置的にミックスマスターの部位だと思うのですが…。劇中のビークルモードでも、これを載せていた記憶が無いので。

まあ、予算配分の都合?でしょうか。

ビークルモード本編では、コマツ・HD465-7というアーティキュレートダンプトラックに変形。

玩具では、他と同様似たり寄ったり(?)の架空の車両に変形します。 

付属品無し劇中だと、ディセプティコンの紋章が矢印辺りにあったはずですが、そこ含め造形が簡略化されている印象。ただ、登場するのがほぼ一瞬なので、そこまで気にはなりません。

 合体モード説明通り、デバステーターの腰になります。これだけでも強そう。

総評

出番は少ないですが、車の変形だけでなく合体もできるので、玩具としてはかなり遊び応えのある型だと思います。

多腕や見た目の迫力もあって、ポーズ付けも捗(はかど)りそう。

以上、SS-54 ディセプティコン オーバーロードの紹介でした。では