TLK‐30 ドラゴンストーム(最後の騎士王)
100記事目はこのトランスフォーマーを紹介。決してギドラモドキなどと言ってはいけない(小声)
キャラクター説明(映画パンフレットから抜粋)
ガーディアンナイツ(古代のサイバトロンの騎士たち)の12騎士が合体した、巨大な三つ首ドラゴン。
彼らは、古くから地球に潜伏しており、伝説の時代にはアーサー王の魔術師マーリンと契約したとされている。
人類の気高き精神に共感した彼らは、マーリンの死後は彼の杖を護る存在として墓場で眠りに就いていた。
現代においてもいにしえの契約は続いており、ドラゴンストームは杖を受け継ぐ者のために戦う。
ガーディアンナイツは元々クインテッサの眷属でしたが、彼女の悪意や専横さに耐え兼ね裏切り、その時に「杖」を奪い、西暦484年ごろに地球に来たようです。後に、人類には様々な技術を魔法として伝えたとか。
余談ですが、「ザ・ムービー」のアリコンというクインテッサの部下(クインテッサンとも)も、架空の生物に変形する騎士型。また、初代アニメの「タイムトラベラー」では梟を連れたベオードという時を旅する装置を開発したり、雷を自在に起こす魔法使いじみた謎の人物が登場。まあ、彼らが元ネタかどうかは不明ですが。
物語の途中で何名か死亡していたようですが、12体でなくても合体自体はできる模様。描写を見る限り、合体の時はKSIみたく流体になり組み合わさる仕組み。(?)
イラストは本編に近いものの、赤みが強くなってます。イラストや簡易変形版と違い、玩具はいぶし銀(?)のような色合い。これはこれで良き。
ビーストモード流石に映画のように何人も組み合わさる訳ではありませんが、それでも造形の再現度は悪くないかと。この玩具の設定がどこまで公式準拠かは分かりかねますが、おそらく最低でも2人いれば合体できるのかも。
三つ首竜・獣のトランスフォーマーはこの他にも、カーロボット(RID)のブルーティカス(正確にはケルベロス)やギャラクシーフォースのフレイムコンボイ等がいます。(「2010」のトルネドロンは同じく多頭の竜になれるが、厳密にはトランスフォーマーではない)
頭は橙色の塗装。
武器はそれぞれ背中と翼に付けます。他の騎士と並べてみる。
武器ストームレインの戦槌。
ストームレイン劇中では赤だったのに対し、玩具は象牙色や銀色に近い体色。分かりにくいですが、仮面の奥に二つの目の塗装があります。
ガーディアンナイツのリーダー格で、序盤のマーリンの説得を受け、騎士たちを指揮できる杖を授けたのも彼。説明書にはないですが、尻尾だけ変形させると、仕込んだ武器みたいに。先の造形がチェンソーのような形なので、見映えは良いかも。
ただ、そのためか足の重心が偏りがち。背中の穴に武器を取り付け可能。単体はリヴァイアサンみたい(?)
ドラゴニカスウィキペディアによると「切り込み隊長」。そのため、厳密には長ではないものの、ポスターなどで騎士たちのメインキャラとなっているのが彼。
序盤に登場する騎士スティールベインは、彼に似た姿になってます。腕だけ変形させるとこんな感じ。ストームレインでも同じことができます。
双剣は翼に取り付け可能。単体でも、尻尾のない双頭竜に変形。翼の生えたハングルーにも見えなくもない姿。総評
幻想生物に変形する都合か、軟質パーツが多いのは目立ちますが、プレイバリューは多い方だと思います。ストームレインは、劇中と色が全然違いますが。
この他にもドラゴンストームの玩具はありますが、こちらが変形重視のリーダークラス、迫力重視のスピードチェンジといったところでしょうか。
以上、TLK‐30 ドラゴンストームの紹介でした。では
スピードチェンジ(簡易変形)版↓
同じくガーディアンナイツの一人↓
追記:2024年4月2日
ロシアの伝承・民話に登場する「ゴルニィシチェ」は三つ首の竜だが、尾の本数が違う。