チョコQアニマテイルズ ヤマネA1975年に天然記念物に指定された、森林に生息する日本固有種の齧歯類(げっしるい)。
普段は樹上に棲み、枝の間を跳んだり、後ろ足だけでぶら下がることも。
食性は雑食で、虫やクモは勿論、果実や鳥の卵まで食べるそうです。
本来は木の洞(うろ)等にコケや樹皮を集めた巣を作るものの、岩の割れ目やスズメバチの古巣、中には山小屋や巣箱に巣を作り、冬眠することもあるよう。冬に木を切ると、冬眠中のヤマネが出てくることがあるため、林業に携わる人々からは「山の守り神」として扱われてきたらしいです。秋田県の猟師に伝わる、山神の幻獣「小玉鼠」(こだまねずみ)の正体という説もある模様。
また、八ヶ岳山麓では自動車による轢死を防ぐため、ヤマネ用の橋などが架けられたとか。