色筆の記録

玩具・物好き

黄金龍

ともだち妖怪大集合 其の12 5.エルドラゴーン

キャラクター説明(妖怪大辞典より)

息を吹きかけるだけで、ただの小石も、黄金に変える力を持つ。

エルドラゴーンが住みついた国は繁栄し、黄金があふれる「黄金郷」となる。

 

名前の元ネタは「エルドラド」+「ドラゴン」。

「登場する作品を間違えたのでは?」と思われても違和感無いほど、猛々(たけだけ)しい竜の姿をしている。アニメ版では189話にて初登場。普段は、自身が能力で変えた宝物や罠を数多く置いているオタカラダラケ遺跡にて眠っている。

ポケモン食玩・フィギュア等と並べるとこんな感じ。余談(モチーフの予想)

エル・ドラード(EL Dorado)は大航海時代の欧州、特にスペイン人に広まった南米の黄金郷の伝説、または黄金郷自体や理想郷を指す言葉。スペイン語で「金箔をかぶせた」、「黄金の人」を意味し、コロンビアの先住民族ムイスカ人(またはチブチャ人)の儀式が基になっている。

この地方では金の採掘と金細工の技術が発達し、グアンビータ湖では土地の首長が金箔を全身に塗り儀式を行っていた。

また、ムイスカ人の土着神の中には、職工を護る「ネンカタコア」という、金の服を着たキツネやクマの姿で表される芸術と踊りの神が居る。

スペイン繋がりだと、フランスとスペインからなるバスク地方バスク神話に登場する、雷神「シュガール」が大蛇や竜の姿で表現される。(エルドラゴーンの使う妖術は電流の術)

能力だけで見るなら、ギリシア神話の葡萄酒の神「ディオニューソス」が「ミダース王」に与えた力。(ただし、こちらは触れた物を黄金にする)

上記の神々がエルドラゴーンの元ネタかは不明だが、一部に共通・関連する要素はある。

神話の参考:ウィキペディア