色筆の記録

玩具・物好き

消えた斧鎌切

ヒスイがいっぱいコレクション バサギリ

分類:まさかりポケモン

タイプ:むし、いわ

高さ:1.8m

ヒスイ地方の鉱石「くろのきせき」の影響で変化した、ストライクの進化形。

丸みのある赤い鋼鉄の体をしたハッサム(もう一つの進化先)と違い、体がゴツゴツした茶色い岩石に変わっている。口は三角形寄りの形になり、肉食恐竜のような口をした進化前よりカマキリに近い姿。

大きな石斧のような腕を、軽々と持ち上げ素早く機敏に動く事は可能。しかし、ストライクやハッサムのように直立姿勢の維持はできず、普段は両腕を支えにして半直立の姿勢を取る。また、背中の翅(はね)はハッサムよりも小さく退化し、僅かに飛ぶ事も不可能。性別による見た目の違いも無くなっている。

岩の部分は激しい戦いにより欠ける事が多く、歴戦の個体ほど大きく欠けるが、欠けるほど逆に鋭くなり切れ味も増す。ヒスイ地方の人々は、落ちた欠片を石器に利用したと言われる。

気性は激しく、野生では腕を使って樹木の幹に印を刻み、周りの木を交差するように切り倒す事で縄張りを主張する。(カマキリではないが、現実のクマも木に縄張りを示す爪痕を残す)

現在のシンオウ地方で確認されない理由は不明。

参考:ポケモンレジェンズアルセウス公式サイト他

余談

元ネタはおそらく黒曜石と「蟷螂の斧※」。ヒスイ(現在のシンオウ)地方のモチーフである北海道、特に十勝地方は黒曜石の産出量が非常に多く十勝石と呼ぶほど。

(他にも長野県霧ヶ峰周辺、静岡県伊豆天城等が産地)

また、札幌市には発寒(はっさむ)という地名がある。

※カマキリが相手が誰であろうと臆せず戦いを挑む様から着想を得た、「自らの実力を顧みずに強い相手に挑む」様子を意味する故事成語

おまけ

森や虫の「キング」繋がりでツーショットが撮りたかったけど、大きさの差がありすぎた。