色筆の記録

玩具・物好き

望んでいたゼロワン後日談とおまけ

時系列としては、後日談のVシネシリーズの最後に、不破さんが滅亡迅雷を止めて倒れた後です。

(ぶっちゃけ、うろ覚えで作ったので拙いですが)

 

 

「ここは一体…」消滅したと思われた亡の意識が、電子空間にて朧気ながらも再び蘇る。

同時に、自らとは別に本来居るべきでない存在も探知した。

かつて「五番勝負」の際に、天津達の策と煽りに乗ってしまい、まさかのアークの介入無しで、人間に牙を剥いてしまったラッパーのヒューマギア MCチェケラ

「…」負の感情に反応し力を与える概念(?)と化したアークの力で、こちらも半ば強引に復元、「もう一人の仮面ライダーアークゼロ」として、今まで密かに力を蓄えていたのだった。

「俺の怒りはディスるだけじゃすまねえ」

「あなたの話は聞いています、MCチェケラ。理不尽な人間に怒りを抱くのは、仕方ないかもしれません。ですが、その力だけは使っては_」「お前達、滅亡迅雷(テロリスト)に言われる筋合いはねえ!」

「…やむを得ませんね」

ガントレットからの銃撃を防いだ悪意の波動を、差し向けるチェケラ。そのまま放出され続ける悪意の波動に抗いながら、必殺技を発動させる亡。マグネティックストームブラストフィーバーを炸裂させ、アークドライバーゼロにヒビを入れる。

「あの騒動後、ヒューマギアへの反対が強まってもなお、飛電或人はあなたを庇おうとした。私達と同じく心を持つ者なら、何も感じないのですか!」

「!?」

その言葉に、チェケラはかつて自らが或人達に吐き捨てた呪詛を思い出した。

「お前とはもう絶交。俺の生きざま、俺の自由!」

「きたねぇ人間は滅びろ!」

「そうだ…あの時、絶交せず謝っとけば良かっ…」

「不破諌、飛電或人、刃唯阿…彼等(ヒューマギア)の未来は任せましたよ…」そして、残滓だった亡も、アークドライバーと同じく再び電子の海へと消えた。

 

「はっ!?」病院にて、意識不明の不破諫が目覚めたのは、この出来事からしばらくしての事だった。

その後、飛電インテリジェンスにて_

「あいつとも、本気で向き合うって決めたんだ」

「俺も付き添うからって、無茶すんなよ」(画像にはいませんが、「二人目のイズ」や福添副社長達も同席している体で話を進めます)チェケラのプログライズキーをかざし、今まで実質封印状態だった彼を復元させる。

「社長…?急にどうした?」

「チェケラ、あんな事(お仕事五番勝負編)あった後だけど、それでも俺は君に謝りたいんだ_」

元々アーク無しで、滅と同じく人類に強い敵意を持った彼と、例え許されずとも本気で向き合う決意をした若手社長の飛電或人。ある意味、これでようやく仮面ライダーゼロワンとしても一歩成長したのかもしれない。(?)

 

余談(愚痴?):単純にヒューマギア贔屓が過ぎるとはいえ、あんな態度されても庇おうとした或人の気持ちを、チェケラ達も少しは汲んでもらいたかった(ってか放送当時ある程度触れるかと思ってた)

まあ、他作品とはいえギーツも一話からしてアレだし、もうあのPと脚本には無理そうではある。

 

おまけ

望んでいた復活のコアメダル

古代オーズとゴーダはタマシーコンボで代用