色筆の記録

玩具・物好き

漫画版は面白いところはあったやつ

注意:あくまでコミックアンソロジー版と業務日誌版の評価中心です。あと、個人の感想とはいえ辛辣注意率直に申し上げて、このコンテンツはどこから突っ込んでいいのか判りませんが、一応評価点は述べると「ちゃんと町おこしに繋がる活動(デパート?で町のラーメン屋の

宣伝等)」はやっていたり、シロコの誕生日の話は順当に面白かった(こっちもアニメでやった方が良かったのでは?)です。

細かく掘り下げたらキリがないので、以下箇条書き

・アルが仮面ライダーダブルの左翔太郎の劣化。

まず、何でアウトローを目指したいのか理由が解らない時点で論外。

大体、金さえ払えば何でもする便利屋って言っていたのに、派手じゃない雑用は嫌ってその時点で便利屋(部活動とはいえ)として破綻しているのでは。というか、君等いい加減アビドスに転校させてもらったら?と。

・美食部も要らん。迷惑行為しかしないし、ハミダシクリエイティブの劣化未満。

・業務日誌版は、ヒナの指摘通り先生が甘やかしすぎなのが…
カヨコがシロコに「大変だね」と言ってたけど、ぶっちゃけ今の便利屋はそれ言える立場ではないと思う。何なら先生が、ゲヘナ校に居ても不登校のままなら、別の学校に転校させるとかしないのも引っかかるし。(そうすれば少しはヒナ達の心労も減るのでは)

・アビドスの借金も、原産国やこの世界の法律は知りませんが、暴利行為は公序良俗に反する意思表示として、無効を主張(日本だと民法90条できたりとか無いんですかね。

・生徒達の親とか、何で機械や獣人しか居ない※のとか、そもそも卒業生はキヴォトス離れたらどこいくのとか、肝心な部分はほぼ軒並み放置。これでどう楽しめと?二次創作に寛容ではなく、単に手抜きでは。※これに関してはコミックアンソロジー版のみの設定だと思いますが、プールの話で普通の人間らしき人影が何十人も描写されてました。

既に述べましたが、そもそもこれ自体が「原作者や制作陣は作ってておかしいと思わなかったのか」と言わざるを得ない場面が、あまりにも多すぎて擁護不能です。設定からしてSFだとしても違和感や無理があるとしか。原作者のお話を作る能力の無さを疑うレベル。真面目に、クリエイターを名乗らないでもらいたくないです。というか、会社含めその内パルワールドと同じ目に遭うのでは?

いくら原産国が五人に一人が教科書読めないからって、流石にあれで「青春×SFファンタジーものですよ~」ははっきり言って消費者を舐め過ぎ。(一例を挙げると、梔子ユメの死因が遭難死は、冗談抜きで脚本・設定ミスでしょ。そこは、カイザーか黒服※とかによって、遭難に見せかけて暗殺されたとかで良いでしょ)※まだこいつらがアントライオン・ドーパントみたいな怪人になるか、差し向けてきたの方が納得できる。

まあ、これを担ぎ上げる信者や悪趣味な冷やかし連中も同じく大概ですが。

漫画版は、作者にも寄りますが、それでも原作の駄目な部分が悪目立ち・足を引っ張っている気がしました。

総評ですが、「どれだけ贔屓目で見ても、名作や凡作にもなれなかった作品未満」というのが限界です。素質や土壌はあっても、作り手が致命的に設定も登場人物も活かせてないというか全殺し。あと、某ライダーのP並みに倫理無さ過ぎ。

一応、ちゃんとした脚本の方々、例えば福田卓郎氏(仮面ライダーゴーストやセイバーのメイン脚本他)や香村純子氏(ヒーリングっどプリキュア仮面ライダーウィザード他)あたりを呼ぶか、漫画家の先生ならONE氏(モブサイコ100等の原作者)や、noho氏(となりの妖怪さんの原作者)を多少真似るだけでも、だいぶマシにはなりそうではあるかなと。まあ、ヨースターも昔から靖国やら原爆やらでやらかし(?)てたそうで、ほぼ無理だとは思いますが。(特に今年はこのコンテンツはネガティブニュースが多いらしい)

 

 

蛇足?

割と真面目にこれの二次創作作ろうかと、最近悩んでる。宝の持ち腐れ感半端じゃないし。

もしやるとしたら、モブサイコ100とのクロスオーバーものか、言及されてないとこは独自設定ガン詰めで本編から数年後って体での後日談(イメージとしては仮面ライダーセイバーの「深罪の三重奏」みたいな)になりそう(?)。