今更ながら、昨年に歴代映画・アニメ・ゲーム史に残る実績を刻んだ神作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想を箇条書きですが述べます。
(↓の記事の続きも兼ねてます)
・映像美と凄まじい小ネタの数々
原作者(宮本氏)ですら全ては把握してないらしい。
ニュースーパーマリオブラザーズWiiのイバラムシまでいるのは予想外。
・ノコノコ将軍(トゲゾー甲羅)とマグナムキラー、原作より強くない?
レインボーロード壊す威力のトゲゾー甲羅って何だよ、「マリオカート7」のオンライン戦チーターかよ。(困惑)
マグナムキラーも、原作と比にならない速さと機動力でしたね。
・まさかの賑やかし要員だったルマリー(よろずやチコ)
予告編では意味深な台詞ばかりで、何かしら本筋に関わるかと思いきや、ただの賑やかし役だったのは少し肩透かしな気分でしたが、もしロゼッタ達まで絡めようものなら、確実に尺が倍以上になりそうなのでやむなしか。
・本作のクッパ=モロク要素強め?
「祝いに捕虜達を生贄(それも火や溶岩で)にしようとする」「牛のような角がある最恐の魔王」と、今回のクッパは魔王要素が色濃く表れているように感じました。
終盤、原作にもある鳴き声が使われてましたが、改めてマリオ達が対峙する敵の危うさに驚かされました。
(上記は中東の牛の悪魔モロクとかなり酷似する。ただし、こちらの供物に関しては小麦粉や人間の新生児、その他幼獣等である)
・ピーチ姫が頼もし過ぎる
居眠りしていたとはいえ、ボムキングがあっさりやられるし、キングテレサは「トランスフォーマー」のバリケードみたくいつの間にかいなくなってました。
それでも、アイスフラワーのみであの数を倒すのは、原作ゲームをやりこんだ人でもきつそう。
・締めのウィンドガーデン
もう語る必要が無くなる程の感動。無論、スーパーマリオギャラクシーシリーズが好きなのもあるとは思いますが。
多分、劇場で本気で泣きかけたのはこれが初。
心情としては、自分が憶えているゲームキャラたちが、思い出から飛び出して活躍するところを見ていた気分です。