色筆の記録

玩具・物好き

実写本編のクインテッサ

最後の騎士王に登場したクインテッサ について不可解な点があるので、その疑問について解説。

 

実写版のクインテッサを軽くまとめると以下の通り

  • トランスフォーマーを生み出した創造主にして、生命のプライム
  • 地球からエネルギーを吸い上げサイバトロン星を復活させようとする
  • ロストエイジ」ではロックダウンを使いオプティマスとダイノボットを回収しようとする。冒頭にも、手だけ登場するが有機的な姿
  • 彼女の配下あるいは協力者は顔の一部が赤く染まる。洗脳された者も含まれる
  • 「リベンジ」のアリスのように人間に擬態できる
  • かつて恐竜の絶滅を起こしている(その副産物がダイノボット?)
  • ガーディアンナイツの元上司

 

 

先に結論を述べると、クインテッサは「プライムを名乗る偽物」の可能性が高い。

 

理由1

 プライム自体が「リベンジ」のフォールン、「ダークサイドムーン」のセンチネルを除いて、マトリクスを守るため肉体を封印のための犠牲にしている。さらに言うと、その魂はマトリクスに宿っている状態。

つまり、初期のプライムなら、マトリクスの中に入っていないと辻褄が合わない

 

理由2

クインテッサは元々有機的な体であり、トランスフォーマーなのかも怪しい。

(おそらく自身もトランスフォーマーのような金属質の体に手を加えたと思われる)

 

理由3

星を復活させたいのなら、メガトロンやフォールンを野放しにする理由がない。彼等が戦争を起こさなければ、オールスパークが無くなることも、星が廃れることも無かったはず。

 

 

このように、プライムとして扱うにはあまりに大きな矛盾がある。

トランスフォーマーの創造主という点は、モデルを考えるに事実の可能性はある。

また、彼女の力ならオールスパークも作れることができるかもしれない)

 

もし彼女の発言が全て事実だとしても、「リベンジ」で触れられたプライム達の「ルール」に大きく反することになる。

実際、フォールン以外の兄弟達は、既に人類がいたためルールに従いエネルゴン生成は見送ろうとした。

 

また、クインテッサのモチーフである「ザ・ムービー」から登場しているクインテッサ星人の設定も考えると、目的のために自らの立場を偽っても何ら不思議でない。

 

以上のことから、クインテッサはプライムではなく、もし本当にプライムだとしてもセンチネルやフォールンと同じ裏切り者である。

 

補足

ガーディアンナイツが彼女のことを「傲慢」と言っていた場面があった気がしましたが、自分の記憶違いかもしれないので省きました。