色筆の記録

玩具・物好き

ダイノボットの長

SS-07 グリムロック(スタジオシリーズ、ロストエイジ、最後の騎士王)

今回紹介するのはスタジオシリーズよりグリムロックロストエイジ以降に仲間となった「ダイノボット」の長(おさ)で、初代とは出自の説明から違うようです。ただ、謎な部分や不明瞭な点が多い印象。

キャラクター説明恐竜型トランスフォーマーダイノボットの最強の戦士にしてリーダー。恐竜モードでのパワーは凄まじく敵も一撃で噛み砕く。T-rexに変形する。

ロストエイジから登場するダイノボット。冒頭や作中の「シード」という兵器の説明から察するに、創造主によって恐竜を基に創られたと思われますが、あまり深掘りは無かったかと。(一応、伝説の存在らしい)

初代とは見た目も全く異なり、恐竜自体をトランスフォーマーにした(?)ためか、喋らないようです。なので、「オレ、グリムロック」とも言わない。

ただ、「自分達が強者と認めた者には従う」という性格は共通。 

ディスプレイ香港での戦い。説明にもあるように、敵を噛み砕きながら進む光景は圧巻。

ロボットモード実写のダイノボットは共通して騎士のような姿に。(玩具のみのキャラは除く)

塗装の再現度も中々高いと思います。

足を動かすときは、腰のガワを少し浮かすとやりやすいかも。

実は、ロボットモードの目が二つなのは、本編に登場したダイノボットの中だとグリムロックだけだったり。

武器右手が劇中でも使っていたモーニングスター(トゲ鉄球)で固定されてます。

変形の都合上、ブレードみたいにはなるけどあまり実用性は無い。映画にないので当然ではありますが。両手のみブラックナイト版みたいな武器にオリジナル変形させたり、TLK版の武器 ドラゴントゥースメイスを持たせてみる。このSS版だと、鉄球以外の武器が無いのが惜しまれます。

恐竜モードT-rexことティラノサウルス・レックスに変形。グリムロック(GRIMROCK)は直訳すると「恐ろしい鉤爪」になるので、彼と変形する恐竜を象徴するようだなと。現実の復元図と違い、ドラゴンのような角を生やしてます。ウィキペディアによると、体高は35フィート(約10.5メートル)。

この姿では噛みつきや尻尾で貫いたり、火を吐くという戦い方。変形時に膝の関節を動かす際、「パキッ」という音がするので、最悪ここは変形させなくても良いかも。

総評

ここまで再現度の高いグリムロックが発売されたのは、本当に素晴らしいことだと思います。造形は、本編で実際に使われたCGモデルを参考にされているようで、予算の都合か、片手が変形後の武器のままでも、文字通り映画から出てきたような姿なのは本当に凄いです。

強いて気になる点があるなら、変形の仕方と体格差の再現は微妙なところですかね。ただ、劇中通りにしようものなら、それこそ1メートル超えの超大型玩具になりかねないので、予算的にもここが妥当なのかなと。(それはそれで見たい気も)

正直、立っているだけでもカッコいいし、変形もそこまで複雑でないので、強くオススメします。

以上、スタジオシリーズよりSS-07 グリムロックの紹介でした。

補足 ※恐竜モードの歯を塗装してましたが、現在は目立たないくらいまで落としてます。ツイッターで投票したときの結果が反対多めだったので、今後は塗装(落としたのも含め)したのはあまり紹介しないかも。