色筆の記録

玩具・物好き

ノベライズ版トランスフォーマーダークサイド・ムーンの感想※ネタバレ注意

 

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どうも、色筆です。

今回で、実写小説版の紹介が最後になります。

本作は三部作の完結編というだけでなく、映画版とも内容が違いがかなり多いので、そこも含め解説していきます。

 

先に感想を述べると、「最後も含めて映画版より良かった」です。

 

本作が初登場のキャラの名が、初代準拠なのもありますが、映画版では?と思ったところも補足の説明があるため、細部が分かりやすくなっている印象です。

相変わらずイゴールことイーゴリが行方知れずになったり、ショックウェーブはほとんど無口ですが。(「消せ」の一言のみで、唸ることはあれど、映画より台詞が短い)

 

個人的には、ビーがサウンドウェーブを斃(たお)す場面も良いです。ビーの怒りが、映画よりひしひしと伝わるようになっているので。

 

 

強いて難点を上げるとすれば、サムの態度が一・二作目より悪態ばかりついて、あまり良く思えなかったことですかね。映画と違って、ミカエラとの別れは二重の意味で、自然かつ妥当な流れだったので、余計にそう思います。

後は、ディランが散々サム達を苦しめた割に、映画より呆気なく塵になったことくらいかと。これはもう、私の主観でしかありませんが。

※正直、「ダークサイド・ムーン」のサウンドウェーブのキャラ・性格は、ただの悪趣味なチンピラや快楽殺人鬼みたいであまり好きじゃない。いや実際、初代元からそんな感じの設定とはいえ

 

まあ、それ以上に胸熱な展開が、終盤に立て続けて置きまくるので、総合的に見ても良い面が勝るかなと。特に、メガトロンとの共闘からのメガトロン本人による戦争終結までの流れは、私の中では映画版を超える評価です。

以上、ダークサイド・ムーン含め、実写トランスフォーマーシリーズの小説版感想でした。では

 

小説版の軌跡

ゴースト・オブ・イエスタデイ→→無印→→リベンジ→→ダークサイド・ムーン

 

「彼が真に変身(トランスフォーム)することを望んだ」

「最後に持てるものは、希望しかないからだ」

本作で好きな言い回し