色筆の記録

玩具・物好き

ノベライズ版トランスフォーマーリベンジの感想※ネタバレ注意

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どうも、色筆です。今回は実車2作目「トランスフォーマーリベンジ」のノベライズ版の感想を綴っていきます。

 

iropenkun.hatenablog.com

こちらの続きです。1作目同様に、やはり細部は異なっており、それ含め触れていきます。

ネタバレ注意です

 

感想

読み終えた感想ですが、前回・前々回と同じく情報量が多い(小説は基本文字だけで描写する都合上、仕方ないといえばそうですが)、それに加えページ数も格段に増えており、中々読みごたえがありました。初めて、リベンジを観た興奮が蘇りましたね。

 

例えば、メガトロンがトリプルチェンジャー、前作とスコルポノックが同じであることが示唆される、ジェットファイヤー(スカイファイヤー)が映画版と初代を足して二で割ったような性格等、映画には無かった点※がこれでもかと追加されていました。

※軽くまとめただけでも、大学ノート1ページ分くらいありました。コアな知識持ちの方が調べたら、多分もっと出る。

 

アーシー達の玩具の合体設定や、スカウトクラスで販売されたランサック(複葉機型)らしきディセプティコンが登場したりと、映画で触れられなかった玩具準拠の設定も盛り込まれているので、当時の変形玩具を持っている人向けかは分かりませんが、物語の流れに違和感なく練り込まれていると思います。

 

他にも、ランページが喋ったり、一度司令官がメガトロンに倒された時にラチェットが説明してくれたり、フォールンの最期等、良改変と思える要素が多い印象です。

 

ですが、ランボルとサイドスワイプの名前が混同されがち、アリスのその後(本作だと存命?らしい)が触れられず、キャラクターの武装が玩具や映画に一度も登場していないものが多い、相変わらずデバスターことデバステーターの合体要員が分かりにくいといった、もやっとする・歯痒い点もあります。

 

それでも、私には前述通り良改変と思えるところが多かったので、一度映画を視聴した人にこそ読んでもらいたい作品です。

以上、リベンジ小説版の感想でした。では

 

本作で一番好きな言い回し:「トランスフォームするのはエイリアンのロボットだけではないらしい」